日程
2025年
8/1(金) 19:00
8/2(土) 14:00 / 19:00
8/3(日) 14:00
※開場は開演の30分前
会場
スタジオ空洞
〒171-0014 東京都豊島区池袋3-60-5 地下1階
料金
(前売り・当日共通)
一般:3000円
U-25:2500円

Step.1
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闇が包むのは若者の心か人の世か
江戸時代に近松門左衛門によって書かれた『女殺油地獄』は、大坂天満町の油屋の息子・与兵衛が借金にまみれたあげく同業の油屋の女房を惨殺し金を持ち逃げするという、実際に起きたスキャンダラスな事件を下敷きに、事実関係もほぼそのまま描いたと言われている。

放蕩息子が金欲しさに強盗殺人に及ぶという筋書きの現代性から、明治以降は文楽や歌舞伎を中心に繰り返し上演されてきた作品だが、上演で幾度も問われてきた「若者はなぜ殺人に至ったのか」という問いは、考えてみれば、私たちが現実の犯罪者に投げかける問いと変わらない。しかし、短絡的な人間が起こした浅はかな事件だと突き放すのではなく、「何が彼をそうさせたのか」を問うことで、これは彼の周りを取り巻く人々や社会の物語となる。昨今の相次ぐ素人の若者による強盗事件を見れば、この問いはますます切実さを持って浮上してくるだろう。社会の歯車の中で何が与兵衛を後戻りできぬ道へと追い込んでいったのか。与兵衛とは何なのか。近松が見つめた闇を、身体表現による新たな解釈で紐解く。

キャスト

杉林健生 根本和歌菜 山本瑛子 岡由里子 出﨑洋樹 

クレジット

振付・構成・演出:岡由里子 出﨑洋樹
衣装:岡由里子 出﨑洋樹 
制作:福地ひかり  
舞台監督:伊東龍彦 
音響・照明:富山雅之
宣伝美術:三澤一弥
記録写真:金子愛帆
記録映像:吉本直紀

主催:エレファントム
助成:
公益財団法人東京都歴史文化財団
アーツカウンシル東京[スタートアップ助成]
協力:
ダンス01 株式会社まんてんぼし 
砂と水玉 Dctpeppers Theatre 片桐健人
シバイエンジン
access

アクセス

スタジオ空洞
〒171-0014
東京都豊島区池3-60-55地下1F
(JR線池袋駅西口下車より徒歩7分)
▼スタジオ空洞への道順(スタジオ空洞HPより)

池袋駅西口を地上に出ます。
目の前にある『マクドナルド』側へ横断歩道を渡り、 そのまままっすぐ、大きな交差点(西口五差路)まで進みます。

つきあたったら道路を反対側へ渡り、右折します。
(左前に『イタリア食堂ミラネーゼ』があります。)
「劇場通り」という道を二つ目の信号までまっすぐ進みます。

二つ目の信号(池袋二丁目)を越えたらすぐ、 左手にある「ファミリーマート」の角を左折します。
「24TIMES」という駐車場を越えてすぐ、 右手に見える4階建てのピンクの建物、その地下1階が「スタジオ空洞」です。
フィジカルシアターカンパニ

エレファントム

フィジカルシアターカンパニーとして、劇場創造アカデミーを修了し、現在ダンス01に所属する、岡由里子と出﨑洋樹により結成。「テーマのための身体表現」をモットーに、テキストと身体の対峙により生み出される表現から、人そのものを浮かびあがらせる作品の創作を試みる。
2024年旗揚げ公演『太陽の当たる場所』(イベントスペース水性)では、セリフ/身体表現/ダンスを縦横無尽に行き来し、作家・やなせたかしの創作の原動力となった知られざる前半生にスポットを当て、好評を得た。

過去の上演作品

太陽の当たる場所
2024/09/27 - 9/29|水性
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